東京交響楽団 第649回定期演奏会

4/22 ミューザ川崎シンフォニーホール

  グバイドゥーリナ : アッシジの聖フランチェスコによる「太陽の賛歌」

  ホルスト : 組曲 「惑星」
 
               指揮 沼尻 竜典


サントリーホールが改修工事のため8月までお休みなので、ミューザでの演奏会でした。

初めて聞く作曲家、グバイドゥーリナは1931年生まれ。
ロストロポーヴィチの古希を祝って献呈した作品だそうで、チェロ、打楽器、合唱という
変わった編成の曲でした。
(古希って 日本のお祝い事かと思っていましたが他国でもあるんだ!)
ソリストは古希を過ぎておられる堤剛さんでした。
チェロの美しいメロディを聴きたかった私にとって、とても退屈な早く終わって欲しい44分間に
なっていまいました。
斬新と言えばそうなんですが、チェリストが楽器を置いて銅鑼や太鼓を叩きに行ったり、
フレクサトーンという楽器をチェロの弓で鳴らしながらステージを歩いたり、
もう訳がわからない音楽。
合唱団も、男声はお経のようで、女声も掛け声みたいな感じだったり、メロディらしいものは
あまりなくて、本当に不思議ワールドでした。
なんか洗脳されちゃうのかな? 的な「太陽の賛歌」でした。


後半はホルストの「惑星」
重厚なホルンの音色や駆け抜けていくトランペットの音を聴いて、我を取り戻しました。(笑)
忘れかけていた吹奏楽魂がムクムクしてきます。
「惑星」はやはり良い曲、大好きです。
海王星の最後、女声合唱が素敵でした。
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3月に読んだ本


桜が咲いていますが、ちょっと寒いと感じます。
場所によって満開だったり、まだあまり開いていなかったり。
一斉に咲くもの、と思っていたのでばらつきにびっくり。
いつもそうだったかな?
3月に読んだ本です。


「人生を変えてくれたペンギン」   トム・ミッチェル

表紙の可愛らしいマゼランペンギンは、ファン・サルバドールと名付けられたこの本の主役です。
このファン・サルバドールの絵が折々に描かれていて、絵を見ているだけで癒されます。
1960年代の話なのかな? たぶんその位の時代のことで実話だそうです。
ウルグアイのブンタ・デル・エステの海岸で重油にまみれてたくさんのペンギンが死んでいました。
そこを通りかかった著者が、まだ息をしているペンギンを発見して助けます。
インターネットのない時代、ペンギンの洗い方も調べられない中 とにかく助けたい一心で
ペンギン洗いに格闘します。
クチバシで噛まれて血だらけになりながら洗っていると、ペンギンはやがて自分を助けようと
洗ってくれているのだと悟ります。
その瞬間から二人(著者とペンギン)の心が通い合いました。

「なぜペンギンは触れ合う人間にこれほど安らぎと慰めを与えてくれるのか?」
とありますが、ファン・サルバドールは著者が勤務していた学校で生徒たちとたくさん触れ合い
人気者になっていきました。
原題は 「The Penguin Lessons」
生きものが棲み続けられる海を守っていかないといけないのだということも思いました。




「謎のアジア納豆」    高野秀行

エピローグに 「いったんのめりこむとどこまでも突き進む性格だが、まさか納豆なぞというものに
ここまで行ってしまうとは夢にも思わなかった」  とありますが、本当に凄いです。
納豆でこんなにも書くことが溢れちゃうなんて、読み応えがありました。
納豆は藁に包んで発酵させて出来たもので日本の食べ物、と思っていましたが
それは全く違いました。
納豆は「辺境食」だったと著者は言われていますが、国は違っても人間の知恵は同じところに
行きついていてそれも面白いと思いました。
読んでいると納豆を食べたくなります。
納豆好きな方、是非読んでみてください。
私は大粒で粘りの少ない納豆が好きです。







「サロメ」    原田マハ

とても面白かったです。

世紀末ヨーロッパで一世を風靡した作家オスカー・ワイルド、彼の戯曲『サロメ』に悪魔的挿画の数々を提供した夭折の画家オーブリー・ビアズリー、姉で女優のメイベル・ビアズリー。この三人の関係が、史実という大樹に絡みつく蔓草のようなフィクションに彩られる。

↑という話で、本を開けばオーブリーの欝々とした世界へ入れます。
25歳という若さで病気で亡くなるのですが、芸術的才能の塊りのような人で、
オスカー・ワイルドとの出会いによって更に磨かれていく、そして異世界へはまっていく
様子が描かれています。
弟に献身的な姉のメイベルが話が進むうちにいつのまにか「あれっ、お姉ちゃんが怖くなってきてる!」
と気づいて、そこにゾクッとしてしまいました。
ネットでビアズリーの絵を見てみましたが、私の好みではありませんでした。





「おせっかい屋のお鈴さん」    堀川アサコ

お鈴さんは可愛い女の子の幽霊、 成仏できずにいるのだけど信金に務めるOLカエデにはなぜか見える。
仙台を舞台にしたファンタジーというか 妄想的お話です。
ほっこり気分になれます。





ヴァイオリンレッスン

久しぶりのレッスン記。
レッスンは月2回ちゃんと受けているのですが まあ進むのが遅いのでなかなか
書くに至らずなのです。(笑)

カイザーは3巻に入って 25番をクリアして、今は35番をやっています。
いつもの通り、まずは超ゆっくりテンポで始めています。

ダンクラのエア・ヴァリエ 今日やっと6番を終えることが出来ました。
一通り弾けるようになってから 表現に重点を置いて課題を出してもらっています。
その表現のところが難しいけれど、弾いていてとても楽しいです。
ちょっとしたことで音楽が格段に良くなったりするので、やりがいもあります。

次は5番 Weiglの主題による変奏曲 です。
このエア・ヴァリエはイタリアオペラの主題からの変奏曲でベッリーニ、ドニゼッティ、
ロッシーニは名前は知っているけれどオペラを知らないし、
Weiglって名前も知らない作曲家です。
先生が弾いてくださったらとても美しく、聴かせどころもあるしいい曲でした。
頑張ります。

2月に読んだ本

一月往ぬる、二月逃げる、三月去る って言いますが本当に二月は瞬く間に終わってしまいます。
私のパート先が閉店、そして場所を移しての開店となり二月は閉店準備、
そして三月は開店準備で慌ただしく去っていきそうです。
花粉も気になり始めました。
読書時間とヴァイオリン練習時間はしっかり確保してマイペースを保っていきたいです。
逃げる二月に読んだ本。


「渋谷の農家」     小倉崇

40代になって突如農業の面白さに目覚めた著者が渋谷道玄坂のビル屋上に巨大プランターの畑を
作ったノンフィクションです。
夢物語のようなことを実現させていくお話なので楽しく読めました。

有機農家のパイオニアたちとして 小豆島でのオリーブ栽培農家、長崎のお茶農家
自然栽培で 鳥取の麻農家、岡山の米農家が紹介されてます。
楽に儲けようと思わず、敢えて苦労が多く成功するかもわからない道に進む。
どの話にも感銘をうけました。

これには本当にビックリ!!
   ↓
ハウスで育てるマンゴーの受粉をハエにさせるためにハエを育てる。
(ミツバチではハウス内が暑すぎて死んでしまう)
ハウスの天井からいくつも吊るされたバケツ、 その中には魚のアラ。
それが腐ってものすごい腐臭のハウス。
ハエを上手に産ませられる人がマンゴー作りも上手い というのが常識なんだそう。





「一汁一菜でよいという提案」   土井善春

一汁一菜とは ご飯、味噌汁、漬物のこと。
えっ!? 私は一菜とはメインのおかずのことかと思っていました。
漬物だなんて~、そして漬物なかったらそれでもかまへん、言うてます。
ご飯と具だくさんの味噌汁、これだけで必要な栄養は充分摂れる
忙しい中無理に品数を増やさなくてもええんやでぇ と料理研究家の土井さんが
優しく語りかけてくれる本です。
すっごく気持ちが楽になります。
味噌の素晴らしさがわかります。
味噌の中では塩分その他の環境的条件から、食中毒などを引き起こす細菌は
ほとんど生きられず O-157といった大腸菌を埋め込んでも死滅するそうです。
ご飯と味噌汁ってなにより飽きないというのが凄いし、日本人なんだな~と思いました。
ですが私はやっぱりおかず3品は欲しいな~
手を掛けないおかずでいいから3品欲しい(笑)



「戦場のコックたち」    深緑 野分

戦時中の料理人の苦労話かなぁ、どんな料理を作ったのかなぁ、
なんて思っていたらそういう話ではありませんでした。
舞台はフランス、ノルマンディーで 米軍特技兵(コック)仲間の間で起こる出来事、
ミステリーとまではいかないちょっとした謎解きでした。





「デトロイト美術館の奇跡」   原田マハ

昨年11月に上野で「デトロイト美術館展」を観て、そのコレクションの豊富なことに驚きましたが
2013年にデトロイト市が財政破綻の危機に陥り、そのコレクションを売ることも考えられていたとは
知りませんでした。
存続出来て本当に良かったと思います。
実話に基づくファンタジーといった感じの小説です。
100ページで1ページの字数も少なく簡単に読めます。
本屋さんで手に取ったら「こんなに薄いんだ」とわかるけれどAmazonでクリックして
届いたらきっとムッとするのではないかと思いました。






「ビューティーキャンプ」        林真理子

ミス・ユニバースの日本代表を決める裏側のお話。
とても読みやすかったです。
最終候補者12人を二週間のキャンプで鍛えていくのですが
指導するエルザ(実在の人がモデルなのかな)のキャラが強すぎて
最後まで好きになれませんでした。
豊胸手術をしないなら帰って!! なんて言っていいこととは思えない。
素で勝負するのかと思っていたので整形や豊胸手術が当たり前のコンテストなんて
興覚めでした。

1月に読んだ本

2月になりました。
梅の花が咲いています。
まだ寒いこの時季に咲く姿が凛々しいです。
1月に読んだ本です。


「紙の月」    角田光代


銀行の契約社員が顧客の孫の大学生に出会って横領を重ねてついには1億円。
そして逃亡・・  で、捕まる直前で話は終わります。
映画化されて主人公を宮沢りえさんが演じました。
映画は観ていないですが、この役にぴったり、 読みながら頭の中ではりえさんでいっぱいでした。
どこまでいっちゃうんだろう、と一気読みでした。
請われて貢いだのではなく、してあげたくてどんどんエスカレートして金銭感覚がなくなっていく。
私には全く理解できないことで 「もうやめようよ~」とドキドキしながら読んでいました(笑)





「狂うひと」    梯 久美子

660ページ、まず本の厚みにちょっと後退り、大丈夫か? 読み切れるかな?
図書館で受け取った時に身が引き締まりました。
先月、島尾敏雄「死の棘」を無理やり読んだのは 実はこの「狂うひと」を読むためだったのです。
島尾さんの長男から「きれいごとにはしないでくださいね」と残された膨大な資料を託され
島尾夫妻の未発表の日記や手紙、メモなどを参照しつつ書かれています。
本当に救いようのない、信じられない夫婦の年月。
辟易しながらも最後まで読み切ってみて 意外と嫌な読後感にならなかったのが不思議。
これは途中でやめてしまったらダメな本です。





「リーチ先生」     原田マハ

バーナード・リーチ イギリス人の陶芸家 (1887~1979)
史実に基づいたフィクションです。
軽快なテンポで読みやすく460ページが苦になりませんでした。
悪人がひとりも出てこないので安心して読めるのですが、ちょっとつまらなくもあり。







「ジブリの仲間たち」    鈴木敏夫

宣伝って本当に大切なんだと思うと共に、宣伝に踊らされてることに気づきました。
ジブリ作品もいかに宣伝するかでいろいろと悩み、チャレンジを続けてきたことがわかります。
コピーライターの糸井重里さんの力はすごいと改めて思いました。
どれもシンプルなのに心に響く言葉で、これも糸井さんだったんだ!とびっくり。







「努力不要論」     中野信子

NHKの対談番組に中野信子さん(脳科学者)が出ていて面白かったので著書を読んでみました。
努力しなくていい、と言っているのではなくて、ムダな努力はしなくていい、っていうことでした。
「適切なストレスがかかることが、人の力を最大に引き出します」 というのはそうかな、って思えますが
適切なストレスって難しくて、個々に違うだろうし、どうなんだろうか?
脳科学的には日本人はセロトニンが少ないので「真面目にやっているのに報われない」と世界で一番感じやすいそうです。
生まれつきそうって、、、 解決にはならない、、、。
むむむ。。







「熱闘!介護実況」     松本秀夫

介護は戦いだ!
1回表から9回裏まで、認知症の母が逝くまでの介護をラジオの人気実況アナウンサーが中継する、悪戦苦闘、泣き笑いのドキュメント

いくらでも壮絶に書けることだと思いますが お仕事が実況アナウンサーで テンポよく明るく書かれているので
軽く読めます。
ですが、介護は本当に大変なことですし、どんなに一生懸命やっても報われなかったり、
また後悔がついて回るもので何が正しい選択なのかは答えはないと思います。
だとしたら、気持ちは朗らかでいること。 
とっても難しいけれど 自分の状況を実況できるくらいの気持ちを持つことはプラスになると思いました。
プロフィール

nori..

Author:nori..
1960年生まれ☆双子座☆AB型


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