最近読んだ本

いつの間にか夏至も過ぎ、日、1日と陽が短くなっていくのですけど(そんな気がしない)
むちゃくちゃ暑い

でも、本は読んでます。






音楽で人は輝く ―愛と対立のクラシック (集英社新書)音楽で人は輝く ―愛と対立のクラシック (集英社新書)
(2011/01/14)
樋口 裕一

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とっても読みやすくて楽しい本だった。
後期ロマン派の作曲家を「ブラームス派とワーグナー派の対立」ということを軸として書かれている。
一人の女性を一途に思い続ける真面目なブラームス派と、今でいうとチャラ男なワーグナー派。
偉大な人、としか思っていなかった作曲家たちが、みんな人間なんだなと身近に感じられるようになった。

ブルックナーの交響曲のワンパターン 
  ブルックナーには0番、00番とよばれるものも含めて11曲の交響曲がある。
  「ブルックナーは同じ交響曲を11回作った」といわれるように、どの曲も似た雰囲気を持つ。

 ・全ての交響曲が短くても45分、長いと80分程度かかるほど長大である。
 ・「ブルックナー開始」とよばれる弦楽器のトレモロで始まる。
 ・「ブルックナー休止」とよばれる長い休止を多用する。
 ・「ブルックナーユニゾン」とよばれるオーケストラ全体によるユニゾンが展開される。


ブルックナーを聴きに行っても、終った後にどんな曲だったか分からなくなっていたけれど、それもそのはずだった。




青豆とうふ青豆とうふ
(2003/09)
安西 水丸、和田 誠 他

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和田誠さんと安西水丸さんがしりとり形式でかわりばんこで絵と文を書いていった本。
「青豆とうふ」という書名は村上春樹さんがつけたそうです。
見事その書名に惹かれて読み始めたのですが、あまり面白いと感じなかった。
世代の違いかもしれない。


 

地球家族―世界30か国のふつうの暮らし地球家族―世界30か国のふつうの暮らし
(1994/11/10)
マテリアルワールドプロジェクト、ピーター・メンツェル 他

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この本は是非見ておくべきだと思います。
カラー写真がたくさんで170ページ、 1950円とは驚きの価格です。本が大きくて重いです。

30カ国の国の平均的なお宅に訪問して、家財道具を全部家の外にだしてもらって家族と一緒に写真を撮っています。
写真を見ただけで、暮らしぶりは想像できますが、レポートを読むとその言葉がしっかりと頭に入っていきます。
先に目で見る ので想像しやすいです。

表紙のご家族はアフリカのマリ。
家の中の物といっても数えるほどしかない。
夫と第1婦人、第2夫人と子どもが会せて8人の家族。
1週間の労働時間 夫112時間(農業・漁業、1日16時間、週7日) 2人の妻112時間(家の中で働く)
電気はない。 水は女性が川か共同井戸から運んでくる。
所有数:ラジオ1、テレビ0、電話0、自動車0、自転車1.
現在のライフスタイルに満足しているか: イスラム教徒なので何も言えない。


また、エチオピアでは
ここも水道も電気もガスもない。
「私が滞在したのは農閑期で、男達が畑に出て働く姿を見ることはほとんどなかった。
 しかし女たちに暇なときはない。
 水を汲み、食事の用意をし、燃料として使う牛のフンを集める。
 いつも男たちの後に食事をし、コーヒーを飲む。
 すべてがそうだ。
 私のカップが空いたときも男たちは、コーヒーを注がせるために女を呼ぶ。
 目の前にポットがあってもだ。」
1週間の労働時間:夫80時間(農業、畑仕事60時間、家のまわり20時間、 妻126時間(1日18時間、週7日)
自動車普及率:875人に1台
平均寿命:女性50歳、男性47歳
乳児死亡率:123人/1000人
安全な飲料水のない農村人口率:89%
医師一人当たりの患者数:32650人
国連加盟国(183)中の裕福順位:180位


この本は1994年発行のものなので統計はもう変わっているはずですが、この時の日本の裕福順位は2位でした。

いろいろなことを考えさせられました。





うらおもて人生録 (新潮文庫)うらおもて人生録 (新潮文庫)
(1987/11)
色川 武大

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こんなおじさんがいてくれて、何かあった時に話を聞いてくれたら、とても気持ちが軽くなるだろう。

いい本でした。





花がないのに花見かな花がないのに花見かな
(2011/04)
東海林 さだお

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敬愛する東海林先生の最新刊。
すべて面白かったけれど、一部抜粋で。

「三つ星登山高尾山」
  ミシュラン名所案内の格付けで高尾山は星三つ。
  他に東京では ガラス棟(東京国際フォーラム)、東京都庁、エルメス、ミキモトギンザ2、新宿御苑、
  プラダブティック、明治神宮、神宮内苑。
  ミシュランがナンなんだ!! とこの名所(?)を見て思う。
  情報に踊らされちゃいけないな。
「中国人温泉ツアーに潜入!」
  中国人ツアーに通訳の人をつけて潜入したレポ。
  こいうことを考えて実行する東海林先生、素敵。

総合探偵社アルセーヌ・ジャパンの社長さん(女性)との対談、
  浮気調査は1日(5~6時間)25万円くらい、通常3日で調査。
  一週間のセット料金で150~200万円だなんて高額でびっくりしてしまった。
  この社長さんが探偵をはじめたのは出来高制で、やればやるだけの報酬がもらえたからだそう。
  尾行の能力があれば探偵、いいですね。

廃墟・樹海探検家の方との対談もびっくりすることが多かった。
そういう肩書きにもびっくりだけど・・・。
とにかく樹海は怖いから入らないようにしたい。
樹海の500メートルというのは、絶望的な距離。
普通の山道を5キロ歩くイメージ。
樹海で500メートル進むのに3時間はかかるそうです。
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東京交響楽団 第590回定期演奏会

6/11                  サントリーホール


   ルトスワフスキ  : 小組曲

   シマノフスキ   : ヴァイオリン協奏曲 第2番 

       アンコール バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番より アンダンテ

   ショスタコーヴィチ : 交響曲 第10番


        指揮 / クシシュトフ・ウルバンスキ

        ヴァイオリン / 諏訪内 晶子


指揮者はポーランドから彗星の如く現れ、今、欧米で熱い視線が注がれている28歳。(プログラムより)

甘いマスクでかっこよかった。


ルトスワスキもシマノフスキも音楽はよくわからなかったけれど、楽しめました。

諏訪内さんのヴァイオリンは大人の雰囲気が漂っていました。
貫禄!。
若いフレッシュなヴァイオリニストもいいけれど、私は円熟した演奏が好きなのかもしれない。
好みもまた歳と共に変わっていくのだと思うけれど。

シマノフスキは難解だったので、アンコールのバッハがとっても胸に染み入る感じで印象的でした。
きれいな音楽。


ショスタコーヴィチの交響曲は5番しか知らず、10番は始めて。
ピッコロやホルンが大活躍でド派手でした。
体力使いそう。
オケの弓が力強く揃って動く様子が美しかった。
特にホルンのソロがすごかったな~。
あれだけのオケの人数の中から1本突き抜けてまるごと包み込んでしまう。
がなりたてるのでなく丸~くとけこんでいく。
ホルン、ぶらぼ~♪

ヴァイオリン・レッスン

今日のレッスンは今までで(だいたい5年くらいになる)一番誉めてもらえた

カイザー12番だった。
音程は珍しくよくとれていて、ボウイングもだいぶいいような気がしながら弾いた。
2ページめに入ったあたりからめちゃくちゃ暑く感じ、葉加瀬さんくらい汗かいてる気がした。
途中で止められなかったし、自分にしては上出来だっ!!

弾き終えるとすぐに
「先生~、汗をふきます~」とカバンからタオルをごそごそ探し出して拭いた。

先生:「どうされました?」

 「暑くて、暑くて~~。」

先生:「いえいえ、何か心境の変化でも? 音程もよかったですし、一週間でとても変わられたので。」

 と、不思議そう。

思い当たると言えば 石田様しかありません。

一昨日の演奏をガン見して、美しい音色も心に納めてありますので。

ダウンからアップに返す動きがきれいだったので、まあ出来るわけはないけどイメージだけはもって弾きました。

先生に石田様談義もしてしまった。 ふふふっ

「とてもよいことですよ」 って。  ふふふふっ


なんだかやっとヴァイオリンのスタート地点につけたような、そんな気がします。

メロちゃんと石田様がいる限り、ヴァイオリンを続けていけそう。

 おっと、ダニエルもねっ。 (笑)

みなとみらいクラシック・クルーズvol.27 (石田様)

神奈川フィル首席奏者による みなとみらいクラシック・クルーズ         みなとみらい大ホール

 
       石田 泰尚 (Vn)
       柳瀬 省太 (Va)
       山本 裕康 (Vc)
    
         諸田 由里子 (Piano)   


 ランチタイム・クルーズ 

    ポッパー : ハンガリー狂詩曲  (山本裕康)

    イザイ : 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番より 第1、2、4楽章  (柳瀬省太)

    リスト : ハンガリー狂詩曲 第2番    (石田泰尚)


        アンコール♪  モーツァルト : メヌエット



ティータイム・クルーズ

    ブラームス : ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 op.25

        アンコール♪ モリコーネ : ガブリエルのオーボエ



久々に石田様の美しいヴァイオリンの音色を聴いて、心洗われました。

3月にとっていたフィリアホールでの公演は中止になったので、本当に待ち侘びていたみなとみらいでした。

二部構成で、1回券は800円、通し券だと1400円。
1400円でこんなに素晴らしい演奏が聴けるのは幸せです。
席も中央で、石田様がよく見えた。

相変わらずエネルギッシュで、ジャンプもあれば派手なフィニッシュも有り。
なのに音は繊細で温かい。
そのギャップもたまりません。
楽しませるために派手にやっているんですよね、きっと。
プロだわ~~。
アクションが派手だけれどとてもとても丁寧に弾く。
美しかった


イザイの無伴奏をヴィオラで演奏した柳瀬さんもよかったです。

一生懸命話をされていた山本さんも。
私の横にいたおばさんは 「チェロは・・・あの若い坊やが弾くのよね」と言ってました。(笑)
「坊や」って・・・・・。

平日昼間のみなとみらい大ホールがほぼ満席。
おばさんを味方につけるとすごいのよ。

「このホールがこんなに埋まるのを見たのは久しぶりです。
 24日には定期演奏会がありますので、このまま泊まっていっていいですからずっといてください」
とは山本さん談でした。



  
プロフィール

nori..

Author:nori..
1960年生まれ☆双子座☆AB型


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