2011年、年の瀬に読んだ本

今年もあと1日になりました。

相も変わらず読書感想です。





チェロの森チェロの森
(2010/11)
長谷川 陽子

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チェリスト長谷川陽子さんのチェロとの出会いから今に至るまでが書かれている。

お父様が音楽評論家であり、いつも音楽が流れている環境で育った。
3歳の時にカザルスの音に魅せられ「カザル先生、カザル先生」と言っていた。
チェロを習いたかったけれど両親もすぐにはさせてくれなかった。
「ピアノがちゃんと弾けるようになったらチェロを買ってあげる」と言われピアノを習っていたが、チェロを弾きたくてたまらない。
先生に「なぜピアノを練習しないの?」と問われ 
「だって、わたしはチェロをひくんだもん!」とあっけらかんとしていたという。

9歳になりやっとチェロを買ってもらう。
でもそれがフルサイズでなく二分の一だったのでがっかりして泣いていたそうです。
それでもお父様のつてで一流の先生につき練習を重ね、15歳で日本音楽コンクールで二位になる。
17歳で初リサイタル、その半年後には「ラロの協奏曲」でコンチェルト・デビュー。
フィンランドのシベリウス・アカデミーへ留学。

読みやすい文章で、この人「天然」だなと思う箇所が随所にあってクスリと笑いながら読めました。
好きなことに対しては努力を努力と思わない、超人的な人だと思います。
是非コンサートを聴いてみたいです。




桐島、部活やめるってよ桐島、部活やめるってよ
(2010/02/05)
朝井 リョウ

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タイトルがいいな、 表紙がいいな。
高校生の頃を想い出す。

   「え、ガチで?」
    おー、とダルそうに答えながら、竜汰は俺のチャリの荷台にまたがった。

書き出しの文章を読んで引いてしまった。
でも最後まで一生懸命読みました。

こんなことってあったな、と思うことは結構あったけれど、何がどうなったでもなく結末があるわけでもない話を読むのはあまり意味がないかなと私は思った。

   「本当は、世界はこんなにも広いのに、僕らはこの高校を世界のように感じて過ごしている」

ほんと、高校生の頃って、そんなでした。(懐)





“本物”を見極める ~3億円のヴァイオリンはいかに鑑定されるのか?~“本物”を見極める ~3億円のヴァイオリンはいかに鑑定されるのか?~
(2011/08/22)
佐藤 輝彦

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「3億円のヴァイオリンはいかに鑑定されるのか?」 と表紙に書かれています。
そして帯には 「銘記の鑑定に必要な時間は - 1秒。」 と。
「一瞬で見抜けないということは、本物がわかってないということ」とあるので もう鑑定というものがますます分からなくなってしまいました。

子供の時からヴァイオリンを習っていたわけでもなく、楽器とは無縁の生活だったのに
自分の意思でではなく自然とこの仕事についていたということが不思議でした。

高校を卒業して集団就職で状況、車の生産工場で働くも2ヶ月で退社、その後もトンカツ屋さんは数ヶ月で飽きて辞める等々。
人生いろいろ~~。






ザッケローニの哲学ザッケローニの哲学
(2010/12/28)
アルベルト・ザッケローニ

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笑顔のお顔が素敵な表紙。
1998年にイタリアで出版された自伝の日本語訳です。

16歳の時の病気をきっかけに20歳を前に選手を引退して以後監督業に。
選手の時代が短いことは知らなかったです。

「いくら優れた足を持っていても、それだけでは一流選手にはなれないのだ。
 頭も必要不可欠な要素であり、それを自分自身で育てようとしなければ、選手が成長することは決してないだろう」

と言っています。
私もヴァイオリンのおけいこで「頭をつかいましょうよ」とよく先生に言われます(笑)
何事も「頭」です。




謎解きはディナーのあとで 2謎解きはディナーのあとで 2
(2011/11/10)
東川 篤哉

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続編です。

短編6話ですが、だんだん飽きてきました。

中村佑介さんのイラストが好きです。
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ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル

マンガのようで楽しかったです。

ドバイの風景もよかった。


でもハントは「妻は殺された」なんて言ってたけれど実は生きていて、身を護るために別々に暮らしているっていうのが変だと思った。
自分の妻は護るのに、罪もない人々の命を平気で奪ってしまうというのもおかしな話。

その辺は観なかったことにして、最後まで「楽しかった」で終わりにしたい、私の今年最後の映画でした。

ヴァイオリンレッスン

今年最後のレッスンでした。

とても久しぶりのレッスン日記ですが、レッスンは月に2~3回のペースで進んでいます。

来年4月、先生に二人目のお子さんが誕生されることになり、体調面などでお休みになることがありました。
来年もお休みの期間が数ヶ月あるし、すぐに順調にレッスン再開は難しいことと思います。
のんびり、ゆっくり、成り行きに任せてのレッスンになりそうです。

で、 私はそれがとっても嬉しかったりします。
週一のレッスンはかなりきついので(練習しきれない)無理なく楽しくやっていけそうな気がしています。


さて、カイザーは9番(順番通りにやっていない)を本日クリアしました 
跳ばしの練習ということで、これは出来ないなと最初思ったのですが
「こうやって弾きます」という先生のお手本を見てマネしたらすぐに出来てしまった跳ばしでした。
どうやって跳ばすじゃなくて、結果が跳ぶということなんだそうですが、
未だにそのへんがよくはわかっていない。
でも合格したからいいね、 先へ行こう~~
次は11番。 これも跳ばしだそうで、これやりながらきっとわかるであろう。(笑)

ヴァイヴァルディの協奏曲ト短調op.12-1
1楽章は8月から始めてやっと合格をいただき、今は2楽章と3楽章を並行してやっています。
今日は2楽章。
一通りは弾けるようになったので、表現のつけ方をレッスンしました。
先生に言われたようにすると弾くのが楽しくなります。
ただ必死に音符を追っているのと全然違う。
そして、いかに自分が音楽を知らないかということがよ~~~くわかりました。
言われたように、自分の表現したいように実際は弾けないとしても
しようと思って弾くだけでも弾く楽しさは格段に違ってくるということ。
頑張ります。






余談

オケの友達からメールあり。
横浜線の車内で石田様と隣り合ったと!!!!
地味(服装)だったそうです。 
大荷物だったそうです。
ああ、羨ましい、同じ車内だなんて!!!

石田様、横浜線なんて乗るんだ。 イメージじゃなかった。

安野光雅さん

12日の読売新聞夕刊コラムで安野光雅(あんの・みつまさ)さんを知りました。

1926年生まれの85歳、画家、絵本作家でいらっしゃいます。


コラム要約
 
 6年前、肺がんを告げられたが「来るべきものが来たな」と、それほど悲しくもないし、
 驚きもしなかった。
 だって、年をとったら、あちこちが悪くなるのは当たり前のことですから。
 太陽は昇ったら、沈む。  花は咲いたら、枯れる。
 人も同じ。 それが自然。
  ・・・・・・・
 がんよりもずっと慌てたのは30歳代前半のこと、歯を磨いていたら口の中から血が出たこと。
 結核かもと思ったが、歯茎から血が出ただけだった。
 どうしてビックリしたか、長男がまだ幼かったからでしょうね。
 守らなければならない子供がある時、人間はただ歯茎の血にも敏感になる。
    ・・・・・
 私は死を怖いとは思わない。
 必ずその時が来ることはわかっています。
 だから生きている時間を大切にしたい。
 これからも自分の好きな、絵を描くことで一生を送るでしょう
    ・・・・・
 常に全力投球の日々を心がけます。
 まだ、がんに負けていられません。



素敵な人だと思った。

たくさんの本を書かれているので これから少しずつ読んで(見て)いきたいと思います。

私も好きなこと(細々と仕事をして、好きなヴァイオリンを弾いて合奏の輪に入れてもらったり、本を読んだり、こうして好きなことを書いたり・・・・・etc・・・)が出来る今を有り難く思って、楽しく過ごしていきたいと50歳を越えて心から思います。
若いときにはわからない心境。私も自分がこの歳になって分かる今日この頃です。

アレルギー性鼻炎のレーザー治療

スギ花粉から始まったアレルギー、いつのまにか1年中何かに反応してしまって
薬も1年中飲むようになって数年経った。
薬なしでは生活できないようになってしまいました (悲)


ついに思いきって、レーザー治療を受けたのが先月、11月2日。

治療後は7時間くらい鼻血が出続けて、その後も数日は花粉症のひどい時のような症状でとっても苦しかった。
これは失敗だったのでは・・・ と思いながら時は経ち、
二週間が経ったら、よくなりました。
その時はまだ薬は飲んでいたので、やめたら症状が出るかも・・・と恐る恐る薬を止める。
と、  症状は出ません。

個人差があり8割の人には有効ということですが、私は8割の人間でした。 よかった。
薬のいらない生活、そんな普通なことがとても嬉しく感じられます。


初回はひと月ほど空けてもう一度行い(1月に二度めをします)、2年目からは1回でいいそうです。
毎月耳鼻科にかかっていたのが行かなくてもよくなり、時間もお金も、そして体も楽になりそうです。


6年前に視力をレーザーで直したので(今、1.2です)私はレーザー人間。(笑)

Super Trio 3℃ ~聖なる夜に~

12/8 みなとみらい 小ホール



   ベートーヴェン : ピアノ三重奏曲 第4番 「街の歌」

   ドビュッシー : ピアノ三重奏曲 ト長調

   メンデルスゾーン : ピアノ三重奏曲 第1番


 
      アンコール

          「熊蜂の飛行」 って言ったのに 「リベルタンゴ」になってその後「熊蜂の飛行」

          「クリスマス・メドレー」 かと思ったら 「チャルダッシュ」になって大盛り上がり



楽しかった、 楽しすぎた、
室内楽を充分に聴き、トークも盛り上がって、更にアンコールではお祭り騒ぎでコメディを見ているみたいで大笑いしました。
こんなに楽しいクラシックのコンサートってこのトリオ以外にないんじゃないかな。

Super Trio 3℃、 ヴァイオリン・石田(泰尚)様、チェロ・金子鈴太郎さん、ピアノ・清塚信也さん

石田様、ド派手な弾き方にもますます磨きがかかっていました。
普通はピアノトリオだと椅子に座ってるけど、石田様は立って弾かれます。
派手なアクションに椅子はいらないのじゃ。
7列目左よりの席だったので石田様はバッチリ見えました。
鈴太郎さんも見えた。
清塚さんは石田様の譜面台にお顔が重なり顔は見えず、でも激しく動く指は見えました。


前半のベートーヴェン、ドビュッシーは普通に終る。
今回はありえないところで拍手をする人がいなくて、ほんと、よかった。
マジ、よかった。
客の質も上がってきたかな。 よし、よし。

後半メンデルスゾーンに入る前に3人のトーク有り。
清塚さんが中心になってグイグイ引っ張ってる横で、終始無言で退屈そうな石田様。
でもそれも、パフォーマンスなのだ。
鈴太郎さんが青島広志さんに(オケ終了後に)「二人でゴハン食べに行きましょう♪」と誘われた話とかで盛り上がりました。 

メンデルスゾーンのピアノトリオは大好きな曲なので、堪能しました。
鈴太郎さんの落ち着きのある存在感と楽しそうに弾く姿が素敵でした。
石田様はもちろん素敵です。


アンコール、 「熊蜂の飛行」をやります。 と言って、「ぶぅ~~~ん」の羽音を石田様と鈴太郎さんで何度か交互に応酬し始まる。
で、 なぜか曲が変わってって、ジャズみたいな感じ  と思ったら今度は「リベル・タンゴ」になってる!!
鈴太郎さんが客席に下りて来て通路で立ちながら弾きました。 かっこいい~~。
そしていつしかまた「熊蜂の飛行」になって終了。


アンコール二曲目。 「きよしこの夜」が始まってクリスマス・メドレーかと思ったら「チャルダッシュ」になっていて速弾きバトルが繰り広げられる。
チェロの「チャルダッシュ」ははじめて聴きました。
あんなに速く弾けるとはっ!!!
石田様はステージ上で歩き回りながら変なボウイングでアホな顔しながら弾いていて、私は笑いが止まらなかった。
隣の席の知らないおばさんが笑い転げながら「楽しいわね~」って話し掛けてくるし・・・。

室内楽を聴きにいって、まさかあんなに笑っちゃうなんて。

3℃のお蔭で楽しく年が越せそうです。
ありがとう、石田様

東京交響楽団 第595回定期演奏会

                          サントリーホール


  バッハ / シェーンベルク : プレリュードとフーガ  BWV552

  ラヴェル : 左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調     ピアノ / 館野 泉

           アンコール  カッチーニ(吉松隆:編曲) アヴェ・マリア

  
  ストラヴィンスキー : バレエ音楽「ペトルーシュカ」
                 (1947年版)  〔ピアノ / 尾崎有飛〕



午前中の大雨も止んで、暖かさが戻ってきたサントリーホール。
クリスマスの飾りがされていて、年末の雰囲気たっぷり。

今日は、館野泉さんの演奏を楽しみしていましたが、とてもよかったです。
ダンディな方で佇まいがまず素敵。
そして演奏も心を潤してくれるものでした。
盛大な拍手に包まれて深々とお辞儀をして嬉しそうなお顔をみて、私も幸せな気持ちになりました。


「ペトルーシュカ」は楽しかった。
フルートの見せ場がたくさんあって、管楽器が派手に吹き鳴らして気分も爽快。
弦楽器のボウイングが揃って美しかったです。
すごいな。
ピアノの尾崎有飛(ゆうひ)さんは1989年生まれ。 若いっ。
プロフィール

nori..

Author:nori..
1960年生まれ☆双子座☆AB型


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