10月に読んだ本

只今、秋の読書週間です。
文化の日を中心にした二週間だそうですが10/27~11/9です。
『いざ、読書。』 が今年の標語。
そんなに気合い入れなくてもねぇ、気楽に読みましょう (^-^)/


「世界の果てのこどもたち」    中脇初枝

後に中国残留孤児、在日朝鮮人、戦争孤児となった少女達。
戦争は多くの人から大切な人、時間、ものなどを容赦なく奪っていきました。
幼い時の記憶、言語も失われ、それは今を生きていくことに必死だったからです。
文章は淡々としていて読みやすいです。
中国残留孤児の肉親捜しをテレビで見たのはいつだったろう?
自分には関係ないというか、何もわかっていなくて思うことも何もなかった。
この本を読んでやっと理解することができました。
肉親に会えたからといってハッピーエンドにもならないということも。
是非読んでおきたい本だと思います。





「すばらしい黄金の暗闇世界」   椎名誠

「ナショナルジオグラフィック」に掲載されたエッセイが主です。
世界の辺境を旅している椎名さんのお話はどれも本当に面白いです。
釣りが好きなのに餌になるイソメは大嫌い、そこからタイのメナム川、さらにインドのガンジス河に
話は繋がってオニイソメは長さが1mもあるとかゴカイの仲間で2mになるものがいるとか、
私もイソメ系は嫌いだけど、嫌いな故に興味津々話がたくさんです。
アリは地球上に約1京匹もいて、その総体重は全人類の総体重に等しいらしいです。
知らなかったことがたくさん、話題が豊富で楽しい本です。







「もぎりよ今夜も有難う」     片桐はいり

片桐はいりさん、超個性派女優さんで一度見たら忘れられないお顔、存在感。
映画が大好きで銀座の映画館でチケットのもぎりのアルバイトを7年されていて
その頃の話など、とにかく全部が楽しい。
今でももぎりをしに行くことがあるそうです。
もぎり方にも美学があるようです(笑)
私が読んだのはこの表紙でなくて、はいりさんのお顔が水彩画で描かれている初版本でした。
表紙が素敵だったのでこの黒っぽい表紙にびっくり、がっかり。





「ヒポクラテスの誓い」    中山七里

法医学ミステリー  5つのお話。
いわゆる偏屈者、でも他を圧倒する腕前をもつ解剖医光崎、
研修医の女の子真琴、刑事の古手川、
次々に起きる死亡事件 それが一見普通の死と見えるものでも強引に事件にしてしまうという
ありえない、ないないパレードでした。
続編も出ましたが私はもうこの1冊で十分、ミステリーとは言えないかなぁ。




「地形で解ける! 東京の街の秘密50」    内田宗治

タイトル通りの内容の本です。
ブラタモリ系で楽しかったです。
今さらながら東京の東側の土地の低さに衝撃を受けました。
山手線の品川~代々木の高低差が36メートル、麻布十番駅は海抜マイナス26メートルとか
数字で示されていて理解しやすいです。
それにしても地下鉄、掘りすぎな気がします。
戸越銀座の名の由来が関東大震災にさかのぼり、水はけの悪かった通りに
震災で被害を受けていた銀座から、当時ガス灯用のガス発生炉に使用されていた
耐火白煉瓦を譲り受けて商店街に敷いたことからとのこと。
安易に「銀座」と名乗っていると思っていてごめんなさい、でした。



「不良妻権」    土屋賢二

哲学者の土屋賢二さんのエッセイ。
どれも面白いです。
笑いながらも ああ、そんな風に捉えることもできるんだ!という発見が多々ありでした。



「辛酸なめ子の世界恋愛文學全集」   辛酸なめ子

軽く読めます。
日本文学、西洋文学から恋愛を考察、、ってほどでもなく面白可笑しく解説しています。
名作を取り上げているのに私はそのほとんどを読んでいない!!
えっ、でも名作って言われてるのにそんな話なんだ! という発見がありました。

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スター・トレック BEYOND

映画、観ました。

ストーリーは まあ有りがちで、何があっても主人公たちは死なないとわかっているので
安心して観られます。
映像の美しさ、迫力が凄くて楽しかったです。
いつの日か、宇宙であんなふうになる日がくるのかなぁ。
でも 戦って殺し合ってはいけない。
私が生きている間には宇宙は無理と思うし、それでいいです。
広すぎて暗くて深くて怖い。

石田組   硬派弦楽アンサンブル

10/22     横浜みなとみらいホール


   レスピーギ : リュートのための古風な舞曲とアリアより 第3組曲
   
   チャイコフスキー : 弦楽セレナード

   バルトーク : ルーマニア民族舞曲

   ピアソラ : タンゲディア I I I

   レッド・ツェッペリン : カシミール

   エルマー・バーンスタイン : 荒野の七人

   ディープ・パープル : 紫の炎

      アンコール 
         クライスラー : 美しきロスマリン
         ヴィヴァルディ : 四季 「秋」より第3楽章
         E.ジョプリン&J.ウェットン : シーザーズ・パレス・ブルース


久々に石田さまの演奏を聴いてきました。
一昨年6月に神奈川フィルの室内楽を聴いて以来、2年以上経ってしまっていました。
ヴァイオリン弾きには見えない風貌にまたまた磨きがかかり、もうヤ○ザ以外の何者にも見えない。

「石田組」は石田さまの呼びかけにより2014年に結成された弦楽合奏団。
曲目によって様々な編成で演奏をするスタイルで、公演ごとに組員が召集されます。
組員は男性のみです。
今回はVnI.VnII,Va,Vc 各3名、Kb 1名の13人編成でした。
今回のメンバー、チェロに金子鈴太郎さんがいて嬉しかった。
弾いている姿がとってもいいんです、ちょっとヨーヨー・マ系なんです。
表情豊かで余裕があって、見ていて楽しいです。

チェロ以外は立って、半円形になって演奏。
前半の2曲は美しさと迫力、13人とは思えなかったです。
全く難しを感じさせず、熱いけどクールな演奏、かっこいい~。
私の座席は2階バルコニー席で石田さまの後ろ姿と譜面台が間近に見える。
せっかく近いのに背後霊のように後ろに視線を送る淋しさ、、ううっ、、。
鈴太郎さんはよく見えるからよかったけど、、 でも 寂しい。
視力が3.0くらいあったら譜面が読めそうな距離なのに。

休憩後は黒いTシャツ姿で客席から登場。
Tシャツには「石田組」と金色で描かれていて背中側は鏡文字になっていました。
みんな普通の黒のズボンなのに石田さまだけダボダボズボンでとび職の方みたい。
足が長いからきれいに着こなしていましたけどダボすぎっ。
石田組Tシャツでの演奏はピアソラ1曲だけで すぐにお着換え、普通の黒の衣装に。
ここから石田さまがソロ演奏になり、立ち位置が変わりました!
表情までもよく見える、とてもいい席に変貌したわたくしの座席。
最後までノリノリで過ごせました、ハッピー。

アンコール1曲目はチューニングをしていると思わせておいてチューニング音から繋がる感じで
美しきロスマリンが始まっていました。
奇襲攻撃にまんまと引っ掛かりました。
遊び心があって面白い。
石田さまはヤ○ザにしかみえないけど、アンコールを3曲もやってくれたし、
時折 「あぁ、真面目なんだなぁ」 って部分が見える時があってそこが萌え。
2年ぶりに見た石田さまはやっぱり素敵でした。


最後に 「今夜の 嵐にしやがれ に2~3分出演しますので是非みてください」
と組長がおっしゃられたので もちろん見ました。
高嶋ちさ子さんが石田さまを紹介していました。
全国区になったのはちょっと複雑でありました。
ニノちゃんに突っ込まれていた。

ヴァイオリンレッスン

月に2回のレッスン、ちゃ~んと続けています。
回数を減らして余裕をもってレッスンに臨めるようになって
楽しくマイペースでやっています。

カイザーは14番をクリアして、2巻で残していた最後の23番へ。
しかしこれが♭が4つもついていて、マジイヤじゃ~~。
レに♭がつくなんて3ポジの基本の位置がズレるだなんてもう困ります、とか言っちゃって
いやいや感を全身から出して弾いていたら 先生がおっしゃいました。
「やめましょうかね、バルトークとか現代の曲を弾きたければやらなくてはならないですが
 そうでなければ必要ないですから」   って。
「やめます、やめます。」の二つ返事で3巻に進みました (^-^)/

25番、いつものようにゆっくりから。 
pの時のスタッカートとfの時のスタッカートの弾き方を教わり、それに強弱をつけると
きれいな曲になるものだなぁと思いました。
余裕をもって弾けるまで何度も練習します。

ダンクラのエア・ヴァリエ1番は本日合格
最後5ポジに上がるところがまぐれで音程バッチリだったのが好印象か(笑)
全体的によく弾けていていいですよ、と
オマケじゃない合格でした。

次は6番です。

東京交響楽団 第645回定期演奏会

10/15 サントリーホール


ベートーヴェン : ヴァイオリン協奏曲   
              イザベル・ファウスト (ヴァイオリン)

    アンコール  ギユマン :無伴奏ヴァイオリンのためのアミューズ op.18  より


ショスタコーヴィチ : 交響曲 第10番 ホ短調 作品93

       
     指揮 ジョナサン・ノット



ヴァイオリンのイザベル・ファウストさん、とても品があって音色が美しく
そして楽しそうに弾いていて素敵でした。
ヴァイオリンはストラディヴァリウスでスリーピング・ビューティーとのこと。
彼女にぴったりのお名前。
1楽章のカデンツッァはベートーヴェン自身がこの曲をピアノ協奏曲として編曲した作品のカデンツァ
であると、アンコール曲の掲示に記されていました。

アンコール曲 初めて聴いた曲で作曲家の名前も知らなかったですが
いい曲でした。
なにより弾いている時の表情がチャーミングでした。

ショスタコーヴィチは難解過ぎて私は何も語れません。
先の読めない音楽は居心地が良くないです。

コンマスが二人、
オケ配置が一番後ろにコントラバスがずらりと並んでいて圧巻でした。

9月に読んだ本

雨や曇りの多い9月でした。
太陽の有難さを強く感じました。
雨も大切だけどね、なかなか上手くはいかない自然。
野菜が高い。
9月に読んだ本です。




「深い河」    遠藤周作

遠藤周作さんの代表作、やっと読みました。
この河とはガンジスの流れのこと。
悲しみとかどうにもならないこととか、書かれているのは楽しくないことばかりです。
どんなに身分の差があっても死んだ時は誰も同じ、ガンジスに流されていく。
でもそんな最後の平等ってなんもならないじゃないの!! って思いましたが
淡々と書かれた文章に引き込まれて読みました。





「落第坊主を愛した母」    遠藤周作   監修:山根道公

私は20代の頃から遠藤周作さんが好きでしたが、生い立ちは知りませんでした。
この本を読んで驚くことがたくさんありました。
昭和の文士が小、中学校では成績が悪かった(お兄さんがずば抜けた秀才だった)とは驚きでした。
そしてお母さんの存在がまさに原点となっていることを知りました。
お母さんはヴァイオリンを弾いていて上野の音楽学校(芸大)を卒業、
幸田露伴の妹の安藤幸子さんに就いて習い、後にモギレフスキーにも師事した。

「私の記憶している母は非常な勉強家で、1日に4,5時間は絶えずヴァイオリンの練習をし、
冬の寒い時などヴァイオリンの糸で指が破れ、ピッピッと血が飛び散ったのを見たことがある」

でもそんな努力をしてもヴァイオリンで成功することはなく、とても烈しい人だったことから
お父さんとの仲が悪くなり離婚をし、キリスト教にのめり込んでいきます。
周作さんは母と子供を捨てた父を恨んで生きていきます。
衝撃的なことがたくさんで引き込まれて読み終えました。

「深い河」が遠藤作品の集大成だという意味がわかりました。
両親の離婚という幼少体験は沼田に、
死んだ母への愛着から信仰を生き抜く姿は大津に、
色々な苦しみに耐えて自分を育ててくれた母への感謝は添乗員の江波の言葉に込められている。
で、全てが繋がりました。
もう一度「深い河」を読もうと思います。





「茶色のシマウマ、世界を変える」    石川拓治

本物のリーダーを育てる学校を作りたいという思いから
日本初の全寮制インターナショナル高校ISAK(インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)を
本当に作ってしまった小林りんさんのドキュメンタリーです。
華々しい経歴を持っているのにお金になることではなく、ただただ自分のやりたいことをめざして
無給で働いたということに驚きました。
学校創設までにはリーマンショックあり、震災ありで前途多難なことが次々に起こるのですが
諦めずに進みます。
彼女の熱意、人柄に多くの人が力となっていきます。
「奇跡のリンゴ」を書いた石川拓治さんの著です。








「不思議の国のアリスの分析哲学」   八木沢 敬

可愛い表紙、楽しい本と思ってしまいますが哲学ですからもう難解。
ああ言えばこう言う、 そこまで言うの!? って
イライラしながら読んでいるうちにちょっと面白さにも気づき始めて
でも、やっぱりわからな~~い。





「隣室のモーツァルト」    藤堂志津子

タイトルと表紙で選んだ本でした。
5つの短編集でタイトルになっている「隣室のモーツァルト」は一番つまらなかったような。
どれも暗たんとしたお話で共感できるものもなく淋しさ漂いっぱなしでした。





「老朽マンションの奇跡」    井形慶子

古いマンションを安く買ってリフォームして快適に暮らす、
という夢のある楽しい話なのかと思って読み始めましたが、ちょっと違った。
安く出ている物件を更に信じられないくらい値下げさせてリフォームも超安値で契約。
その金額でそれだけ文句は言う!? とだんだん不動産屋さん、リフォーム屋さんに同情の気持ち大。
人としてどうなのかしらね。







「日本人はどこへ向かっているのか」    山崎正和

私にしてはお堅い本に挑戦。
「高学歴、低学力」という言葉が何度も出てきましたが
著者が言うように 皆が同じような生き方をしなくてもいいかな と思いました。

堅くないところから 「おばんざいとおもてなし」についての項で知ったこと。
おばんざいはあくまで家庭内の料理であって、間違っても客人の膳にのぼすものではない。
お客様には仕出し料理でもてなすのが伝統的な京都人だそうです。







プロフィール

nori..

Author:nori..
1960年生まれ☆双子座☆AB型


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