東京交響楽団 第652回定期演奏会

7/15 ミューザ川崎シンフォニーホール


 細川俊夫 : 「嘆き」     メゾ・ソプラノとオーケストラのための

 マーラー : 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」

        指揮 ジョナサン・ノット


「嘆き」は東日本大震災の津波での犠牲者、特に子供を失った母親たちに捧げられる哀悼歌。
(ゲオルク・トラークルの詩による)
2013年に作曲された曲で独唱はソプラノでしたが今回はメゾ・ソプラノの藤村実穂子さんのために
新たに書き下ろされたものだということです。
藤村さんの歌唱が素晴らしくてホール全体が彼女の存在であふれていたような感じでした。
客席に作曲者がいらしていて、藤村さんが何度もアイコンタクトをとってお辞儀をされていました。
歌っていない時でも佇まいが美しくて魅了されてしまいました。


マーラーの2番、 ソプラノ 天羽明恵、メゾソプラノ 藤村実穂子、東響コーラス。
85分という長い曲でありながら長く感じない素晴らしい演奏でした。
フォルテもピアノも 美しくてオケを満喫。
オケがガンガン鳴っているのにソプラノ、メゾソプラノのソロが抜けるように聞こえてきて
人間の声ってすごいな~と思いました。
バンダ(舞台裏での演奏)のホルン、トランペット、打楽器もよかったです。
表の演奏と合わせるのは大変だと思います。
そしてオーボエのソロが心に沁みました。
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5月、6月に読んだ本

暑いですね~。
今年もあれよという間に半年が過ぎて、折り返しました。
5月は旅行気分で浮かれ、6月はその余韻でふわふわ気分を引きずっていましたが
7月になって普通に戻りました(笑)
そんな浮かれ気分で読んだ本です。ヽ(´∀`)ノ


「芸術とは何か」   千住 博

芸術と絵画、日本画と西洋画、古典と現代芸術、創作と作品、芸術と画家、
芸術と教育、価値と価格、美術館と展覧会、東京とニューヨーク、日本と日本人、
芸術の力、 以上11章で147の質問に明確に答えられています。
曖昧な答えでないところが気持ちいいです。

「なぜ日本人は印象派が好きなのですか?」という問いのところでは
浮世絵に触れています。
パリ万博などの機会を通して日本からの浮世絵がパリの人々の目に入ったこと。
それも磁気の包み紙として利用されていたところからだというのには驚きました。
当時浮世絵は安価で大量に印刷されたチラシやパンフレットのような存在だったとか。
こんな一般庶民の生活などを描いていいんだ!と驚いた画家たちが影響をうけて
描いたものが印象派の作品。
印象派が逆輸入され、改めて洋の東西を結び、完結したと言っていいと答えられています。





「美術品でたどるマリー・アントワネットの生涯」   中野京子

38歳の生涯、自分が歳を重ねて既に20年近くも年長になっていると
その短い年月に様々なことがあったことに感嘆します。
本来なら違った人生を歩むはずだったのが王妃になって激流の中へ。
民衆の不満がアントワネットに向けられて、そういった力の恐ろしさ、
残虐さを思いました。





「100均フリーダム」     内海慶一

100均の置物、飾り物系が主で、変なものに焦点を当てて写真入りでコメントがついています。
100均パートの私なので見たことがあるものもあって、「これ、誰が買うんだろう?」と思っていたものが
載っていて可笑しかったです。
変なものコレクターって、いらっしゃるんですね。
著者が言っていますが、ほんとにどうしてこれが商品化されてしまったのか謎、そんなものが多々。
でもそれも古き時代の100均で、今はもうこの本にあるものは姿を消しています。
本当に質がよくなった100均 (さりげなくアピール・(笑))




「タマネギのひみつ」    黒柳徹子・糸井重里

黒柳さんと糸井さんの対談です。
私はお二人とも好きなので、楽しく読みました。

あらいぐまラスカルはあらいぐまではなくてレッサーパンダです、と黒柳さんが断言されていました。
たしかに、言われてみればあの色はあらいぐまじゃない、レッサーパンダだ。
ということで、あらいぐまラスカルの原作を読んでみようと思います。



「わたしをみつけて」     中脇初枝

主人公の弥生は生まれてすぐに捨てられた子だったので両親はもちろん、誕生日も名前もわからない。
施設でそだって 医療の現場で働くようになる。
明るく楽しいお話ではないですが、読後感はよかったです。
プロフィール

nori..

Author:nori..
1960年生まれ☆双子座☆AB型


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