4月に読んだ本

不惑の手習い不惑の手習い
(2008/05)
島田 雅彦丸谷 嘉長

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作家の島田雅彦さんが、数々の習い事に挑戦した体験記です。

書道、生け花 といったオーソドックスなものから
カクテル、手もみ茶、左官、刀鍛冶 など、バラエティに富んだ内容で興味深く読めました。

ただ、島田さんの「僕ってなんでもそつなくこなしちゃうんだ」っていう気持ちが表れすぎているように感じてしまって、そこがマイナス。

そして、こんなことってあるの!!? って思ったのが
二胡を習った件。 
「大学3年の時に衝動的に学生オーケストラに入り、ヴィオラを練習し始めた。
 半年の練習でチャイコフスキーの「悲愴」が弾けるようになるか、友達と賭けをした。
 音階練習などやっている暇はない。
 楽譜に指番号をふり、ヴィオラの音だけのテープを作ってもらい、それを全部耳で覚え、指使いと弓使いを
 連動させる。
 賭けに負けたくない一心で、冬休みは腱鞘炎になるほど練習を積み、春の本番で無事に弾ききり、賭けに勝った。
 以来、ヴィオラは弾いていない」

音階練習、基礎練習、やろうよ!! って思う。
そんな気持ちで楽器を弾いて欲しくないと 真面目な私は思うのでありました。←ムキになってる・笑



オーケストラの職人たちオーケストラの職人たち
(2002/02)
岩城 宏之

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とても面白く、色々なことを知ることもでき、これ1冊読んだだけで岩城宏之さんのファンになってしまった。
著書はたくさんあるので、どんどん読んでいきたい。

オーケストラの裏方さんのことを書いた本です。
楽器運搬の仕事、 写譜屋さん、 ピアノ調律師さん、 音楽会でのチラシ配りの仕事
どれも楽しく読めました。

なかでも 調律は、すごいなぁと思った。
岩城さんと 調律師の瀬川さんの対談部分
「ピアニストは 「なんだかイイ」とか「なんだかイヤダ」とか言ってるだけでしょ」

「ほとんど、そうです。 それが英語の場合もあるし、イタリア語やフランス語ということがあるから、
 そのニュアンスを理解しなければならないんです」

「なんだか」というなんだかをなんとかしてしまうお仕事って、なんだか凄いお仕事です。


コンサートホールのステージの床も大きく音に関係するそうで、
ヨーロッパでは松系が多い(響きやすい)

日本人は「檜舞台」という言葉もあるが、檜を使いたがる。
日本の能などには適しているが西洋音楽には向かない。
日本で檜を多く使っているコンサートホールのなかで、西洋人の巨匠ピアニストのためにピアノを調整するのは至難の技だということです。

などなど・・・・ 充実した内容。

音楽会での大量のチラシ、あれって、関西はあんなにチラシがないんだそうで(2002年の著だから今はどうだかわかりませんが)
東京の演奏会に行くと100枚くらい入っていたりして相当重くて荷物になります。
関西は、自分のホール以外での演奏会のチラシを配ることを嫌がるんだそうです。
商売人の関西のイメージが崩れました。
どちらかというと、関西の方が 「どこのホールでもええやんか、配ったるでぇ~」って感じがあるんだけどな。




またたび (新潮文庫)またたび (新潮文庫)
(2005/10)
さくら ももこ

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お気楽にサクサク読めます。
 (感想短っ!!)





瑠璃でもなく、玻璃でもなく瑠璃でもなく、玻璃でもなく
(2008/10/02)
唯川恵

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たまには恋愛小説も読んでみましょう

「恋愛は不安との戦いであり、結婚は不満との戦いである」
と1ページめにあり、どうなんでしょうか? と期待しながら読んだのに裏切られた内容でした。

図書館で随分と順番待ちして読んだ本なのですが、この小説のどこが面白いのか私にはわからなかった。

話はあまりに現実的すぎて、読んでいてワクワクもしなければ、その世界で遊ぶという読書の楽しみが全く得られなかった。
結末も あまりにお粗末でした。(辛口・スミマセン)



日本のお金持ち妻研究日本のお金持ち妻研究
(2008/08)
森 剛志小林 淑恵

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まあ! なんていう本を読んでいるんざましょ?
  好奇心です。 自分とは違う世界がどんなものなのかという。

「容姿端麗」は絶対条件ではないそうです。
「高学歴・知性と教養」そういうことが必須なんだって。
 いずれにしても、遠い世界だということが最初から分かる!!

この本によると、ブランド志向とか贅沢三昧などは一部の方達で、
「大半のお金持ちは経済的余裕を享受しつつも堅実家計を維持し、まずまず人並み程度の生活をおくっているのである」だそうで
お金持ち妻は 見栄っ張りではないそうです。

世帯年収3億円の奥様
「家やモノにこだわらないのが我が家のポリシーです。
 ですから不動産は持っていますが、そちらは人に貸して 自分達が住む家は賃貸と考えています。
 家族のサイズや状況に応じて 住み替えていくのが合理的だと思っているからです。
 ここを借りるときも駐車場はいらないと言って値切ったのですが、手違いで付いてきたので車を買いました。
 主人の友人から半額で譲り受けた外国製のスポーツカーですが、一度も洗車をしたことがないんです。
 車は乗り物という考えが徹底しているものですから。・・・・・・」

こんなお言葉がツラツラと続くんです。
庶民とは違いますね、感覚がズレているのがとっても面白いです。

世帯年収3億、いいな、いいな。
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コメント

文芸書

・・・というものを最近読んでいない・・・^^;
ああ、情けない毎日です。(ゴンタに負けるはず^^;!)
でも、本は好きなので、noriさんの毎月のこのコーナーをとっても楽しみにしています(^^)

さて、今月の中で食指をそそられたのは、

「オーケストラの職人たち」。
「なんだか」というなんだかをなんとかしてしまうお仕事をなんだか凄い・・・って思うnoriさんがなんだかスゴク好きです~^^

「瑠璃でもなく、玻璃でもなく」。
いやー、もうどんだけつまらないのかしらんと怖いもの見たさで^^;
この人の本、読んだことありません・・・

島田さん。
「春の本番で無事に弾ききり、賭けに勝った」
無事に弾ききったって思っているのは本人だけかもよ、奥が深いんだから~←同じくムキになってる^^;

自分勝手な書評で・・・

ほんとに勝手気ままに書いていますが、ゆいさん、楽しみにしていただいているとは恐縮です。

岩城さんの本は面白いので機会があったら読んでみてください。

「瑠璃でもなく、玻璃でもなく」
つまらなくても難しい内容でないので ツラツラ読んじゃったんです。
もしかして最後にまさかの結末が待ち受けているのでは? なんて思いながら。
そしたら・・・・

   ネタバレですけど


「5年後~ 」 ってな感じで終わりましてね。
これでもう 「うぎゃ~~~っ!!」ってなりました(笑)

>無事に弾ききったって思っているのは本人だけかもよ、奥が深いんだから~←同じくムキになってる^^;

そうよね~、そう思いま~す!!
ゆいさんとはフィーリングが妙に合う気がしますデス。
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Author:nori..
1960年生まれ☆双子座☆AB型


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