一気に夏から秋へ 九月に読んだ本

パスタマシーンの幽霊パスタマシーンの幽霊
(2010/04/22)
川上 弘美

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表題作を含む22編の短編集
私には面白さがわからなかった。
人気のある本って期待して読むとしばしばこういう目に合う。




虫目で歩けば 蟲愛づる姫君のむかしから、女子だって虫が好きでした (P-Vine Books)虫目で歩けば 蟲愛づる姫君のむかしから、女子だって虫が好きでした (P-Vine Books)
(2010/03/05)
鈴木海花

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読んで楽しい、写真もたくさんで見て楽しい本です。
カメムシなんて大嫌いだったけど、ちょっとは可愛い気もしてきた。

さあ、ここをクリックしてみよう
    ↓
ニセハナマオウカマキリ

すごいですね~。


虫好き大人女子が集まってのお茶会の項は面白いです。
普通ありえないような会話が弾んで カメムシを見て
「超かわいい!」 
「めっちゃ可愛い!!」
「可愛い!可愛い!」    と連呼してます。

毛嫌いしないでよ~く見てみると意外と可愛いのかもしれません。





今、63歳今、63歳
(2010/06)
北野 武

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インタビューを書籍化したもの。
面白かった。
 
才能溢れる人、不思議な人。

「俺ね、どんな人でもね、プロスポーツ選手って『さん』づけなんだよ。
 特に野球なんか、甲子園出てる高校球児でも『さん』づけだね」

「酒飲まないと眠れない、みたいなことはないよ。
 まあたまに眠れないけど、そういうときは、ピアノの練習、一生懸命やってんの。
 ピアノの、あの子、辻井(伸行)さんにちょっと凝ってて、今。
 「あいつ、うめえなあ」と思って。
 俺は目が見えるのに何で弾けねえんだ? って思って。」

「教則本、バイエル終って、今、ブルグミュラーやってんだけど、「なんでこんなに難しいんだ」って。
 で、プロのピアニストがそれを弾いてるのは、全然違う曲に聞こえるの。
 「ほんとにこの曲かよ!」ってぐらい、速かったり、力強いんだよね。」
   
「80ぐらいで一曲、完璧に弾くっていうのもいいなと思ってる。
 みんなが「えっ、そんな曲弾けるの!?」とかさ。
 ショパンを弾いたとか、かっこいいじゃない。
 80いくつで指が動かねえかなと思うんだけど、まあ一応やってんの、地道に。
 でも、「ほんとにこれ弾けねえな」っていうのも、半年かければ弾けるね、どうにか。
 もう執念」

たけしさんがピアノを頑張るように、私も指が動かねえな、なんだけど80いくつになってもヴィオリンを頑張るぞ!!
もう執念だ。
見習う!!




RURIKORURIKO
(2008/05/30)
林 真理子

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林真理子さんが浅丘ルリ子さんをリサーチしながら書き上げた事実に基づくフィクションだそうです。
ほぼ本当のことなのでしょう。
石原裕次郎、美空ひばり・・・ 知っている名前ばかり出てきます。
世代的にはちょっと外れてますが、私の母くらいの年代の人が読めば、もっと興味深く面白く感じると思います。




もっとウソを!―男と女と科学の悦楽もっとウソを!―男と女と科学の悦楽
(1997/01)
日高 敏隆竹内 久美子

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どんな大理論も永遠ではない
必ず修正されたり覆されたり、もっといい見方が出てきて「ウソ」になる可能性がある。
しかし、その理論が出された時点では正しかった。
したがって科学とは、その時点におけるもっともレヴェルの高いウソである

という日高先生の言葉が、タイトルになっている師弟対談。

 僕は思想的にも哲学的にも非常にレヴェルの高い話をするんだけど、それを面白おかしくやるんだ。
 だけど、面白いのは学問じゃないと思っている人がいる。

私は理科の授業が好きでなかった。
それは、面白くなかったから。

 モンシロチョウがいちばんよく飛んでくる色は紫と黄色である。 
 だから「モンシロチョウは紫や黄色が好きなのです」。 そしたら、いっぱい質問がきたね。
 質問というより詰問みたいなのがきた。
 つまり「好きだ」ということが、どうしてわかるのか。
 それは科学的じゃないっていうわけです。
 言えるのは、そこにいちばんたくさん来た、ということだけだ。
 だから子供にも「好きだ」なんて教えちゃいけない。

私は子供じゃないけれど、「紫や黄色が好きなのです」っていう表現の方が断然いい。

楽しい対談集でした。





キムラ弁護士、ミステリーにケンカを売るキムラ弁護士、ミステリーにケンカを売る
(2007/11)
木村 晋介

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タイトルはミステリーとなっているが、恋愛小説、ロングセラー、ベストセラーを含む37作品をとりあげている。
37年間の弁護士生活を投影して、各作品に全力でぶつかり、その本の欠陥を捜し求めるエッセイ。

私はへそ曲がりだから、こういうの好きです。

「似ても焼いても喰えないゲロゲロの欠陥小説である」なんてハッキリ、キッパリ斬り捨てているのもあれば
「キムラ完敗」と結構負けを認めているものもある。

読んだ本についてはとても面白く読めるし、読んでいないものでもそれなりに楽しめる。
そして、読んでみたくなる。

島崎藤村「新生」にケンカを売る  が最後の章なのだが、
これを読んで私は島崎藤村が大嫌いになった。
「僕は「新生」の81頁までを読んだ段階で、島崎藤村という人物が、第一級の人格障害者であると感じた」
とあるが、本当にその通りだ。
読みたくない本もできた。 「新生」である。
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1960年生まれ☆双子座☆AB型


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