梅雨明け前に読んだ本

今日は「海の日」 、なんだか訳わからない休日です。
一応まだ梅雨。
毎日蒸し暑いですが、涼しい部屋での読書は幸せ。



流れ星と遊んだころ流れ星と遊んだころ
(2003/05)
連城 三紀彦

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読み始めは面白くてこの先どうなるかとワクワクしていたのが、だんだん誰が混乱していく。
三人称、章によって変わっているので誰が語っているのかがすぐにピンとこなくなってきてページを戻って確認したりしているうちに面倒になってしまいました。
それでも最後まで読んだのに、オチが意外でもなんでもなくて「えっ!?」で終わりました。






中村勘三郎 最期の131日 哲明さんと生きて中村勘三郎 最期の131日 哲明さんと生きて
(2013/12/05)
波野 好江

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2012年12月5日、中村勘三郎さんは57歳で亡くなりました。
奥様の波野好江さんによる壮絶な闘病記です。

1章はうつ病と診断されて(2011年秋頃)薬漬けになり、良くなるどころか悪化していく。
好江さんは診断を疑問に思い薬を黙って抜いていく。
それがよかったか、2012年1月には舞台の上から完全復活を宣言。
今でもあれはうつ病だったのか、更年期障害だったのではないかとの思いに駆られている。

2章・好江さんの生い立ちと勘三郎さんとの出会い、結婚。

3章・年に一度の人間ドックで食道がんが見つかり手術を選択、成功(7月27日)
8月1日、点滴の管をたくさんぶら下げながら息子たちと廊下を歩く。
病室の窓から中庭を見る勘三郎さん。(これが窓の外の世界を見た最期の日となる)
ICUから一般病棟へ戻ることになっていた8月2日、誤嚥により肺炎になってしまう。
翌日、人工呼吸器を着ける。

4章・ARDS(急性呼吸窮迫症候群 ー 臨床的に重症の状態の患者に突然起こる呼吸不全の一種)と診断され、以後ICUを出ることなく、転院、ECMO(特殊な人工肺回路)を導入し、移植も考える。
11月24日、脳内出血が広範囲に認められ、脳死に近い状態

4章では詳細な医療内容が書かれています。
そしてあとがきには、大竹しのぶさん、野田秀樹さんが思いを寄せています。
闘病記もこのお二人、特に大竹しのぶさんは頻繁に登場されていました。
友人というより家族に近いお付き合いだったことが分かり、好江さんも彼女に助けられたことが多々あったようです。

うつ病で薬をたくさん出す治療への疑問を私も感じました。
薬は恐ろしいです。

あらゆる治療、一般人だったらこんなに長い間苦しまなくても天国へ行けたと思うのですが、でも最期まで諦めずに闘い抜いた勘三郎さんとご家族は本当に立派だと思いました。





生きるぼくら生きるぼくら
(2012/09/13)
原田マハ

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表紙がストーリーをよく表しています。
人生くんとつぼみちゃん。
いじめから引きこもりになって無気力だった人生くんがお母さんの家出をきっかけに殻を破っていく、
携帯を捨てておばあちゃんの世話とお米作り、つぼみちゃんとの出会い。

現実にはないだろうな~、という話だけれど読後感スッキリ(ばあちゃんの痴呆は気になるけど)で優しい気持ちになれました。




デザインのめざめ (河出文庫)デザインのめざめ (河出文庫)
(2014/01/08)
原 研哉

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読みやすく面白いエッセイでした。

びっくりしたのは「ミイラとリサイクル」
ミイラとりがミイラになる という諺があるけれど、ミイラとりって何? ミイラをとってどうするの?と思っていました。
エジプトのミイラは考古学資料ではなく、埋蔵資源として随分と盗掘にあった。
目当てはミイラを巻いてある亜麻布、紙の原料となった。
そしてミイラ本体はエジプト国内の機関車を走らせる燃料として薪代りに使われたそうです。
すごいリサイクルです。

また、ピラニアを釣りたくてアマゾンに行った話。
(すぐにアマゾンに行けちゃう生活がうらやましい)
ピラニアは簡単に釣れるそうで、煮物を食べたそうですが土臭くて不味いらしいです。





先生、ワラジムシが取っ組みあいのケンカをしています!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学先生、ワラジムシが取っ組みあいのケンカをしています!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学
(2014/05/01)
小林 朋道

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「先生」シリーズも8冊目になりました。

今回の登場人物(虫物)は ワラジムシ、ダンゴムシ、アカハライモリ、モリアオガエル、
ダニ、モモンガ、ツバメ、ナガレホトケノドジョウ、ヤギ 、
そしてコツブムシ。 ← 交尾を終えると雄は死に、子供を産み終わった雌は
成長して体が大きくなり、性転換して雄になる。。。。 という物凄い虫です。
人間の理解を超えています。

「ソの枯れ葉」 素敵な表現、詩人です。
(建物の窓の5本の柵の下から2番目、ソの場所に長い間枯れ葉が着いたままだった様子)

「地球の中で人間が暮らしていくためには衣・食・住・エネルギー、そして心と体に
大切な五感を与えてくれるたくさんの野生動物の存在が必要だと思ってる」
と書かれていますが、本当にその通りだと思います。





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1960年生まれ☆双子座☆AB型


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