桜満開 3月に読んだ本

4月になりました。
開花は早かった桜ですがずいぶんと粘って満開となりました。

3月に読んだ本。




「ルポ コールセンター」  仲村和代

コールセンター 苦情や意見を電話で受け答えする仕事。
ストレスばかりが溜まりそう。
事実、離職率がとても高い。
沖縄やその他雇用情勢が厳しい地方にあって、辞めたくても辞められない人も多い。
日本のサービスはちょっとね・・・と思うこと多々。
東京の店につながっていると思っている電話が実際は沖縄の東京に行ったことのない
アルバイトさんにかかっていて、そのアルバイトさんはグーグルマップで近辺を熟知、
店への道順を教えたりしているそうです(笑)

相応のお金を払ってこその見合うサービスを全ての店に求めるのはおかしいと
常日頃感じています。
もっといい方向へいくといいのになぁ。






「カーテンコール」  川島なお美・鎧塚俊彦

昨年9月に胆管癌で亡くなられた川島なお美さんの癌経験記9章、
それぞれの章の後に鎧塚さんが「追記」を書かれています。

癌を宣告されてからたくさんの本を読み治療について模索するのですが
どれが正しいのか、情報が多すぎて混乱します。
時間もお金もかけて、生きたい気持ちも大きかったのに
本当に残念なことと思いました。
川島さんは闘病記ではなく自分の経験を知らせて参考にして欲しかったようです。
お金があればいろいろな選択肢があるけれど、なければそれなり。
選択肢が多いことがいいとも限らず迷いも多くてつらいとも思えました。





「神戸書いてどうなるのか」   安田謙一

タイトルの面白さにつられて手に取りましたが面白かったです。
神戸を知らない私がそう思うのですから、地元の方ならもっと面白いはずです。
著者が1962年生まれでほぼ同じ時代時を生きてきた、というのも理由です。

「オリックス対阪神の二軍戦を見にいった2008年夏、
 清原は打順以外はグラウンドの隅をサーカスの熊のような動きで歩いて廻った。
 あれほど孤独な生き物を見たことがない。」
これは読んでゾクッとしました。
8年も前にもうそれだけのものを漂わせてなんて。
著者の眼力も凄いです。

それからチューインガムという姉妹デュオの「風と落ち葉と旅人」という歌。
あまりに懐かしくて、これを知ってる人がいたことに感動!
爽やかでハモりがきれいで好きだった~。
YouTubeであります。  いい歌ですよ、って本の感想じゃないですけどね。




「おじいさんになったね」   南 伸坊

伸坊さん、67歳、 私の一回り上でいらっしゃいます。
私も伸坊さんのような気持ちで歳を重ねていきたいです。
読んで優しい気持ちになれるエッセー。
文章に人柄がよ~く出ていて穏やかな気持ちになれます。
なかなかできないけれど いつもご機嫌でありたい。






「海鳴屋楽団、空をいく」  野中ともそ

楽団 っていうところに反応して借りた本ですがスティールパンの楽団でした。

スティールパンってなに?
ググる。
 ドラム缶から作られた音階のある打楽器
 カリブ海最南端の島国・トリニダード・トバゴ共和国で発明された
 「20世紀最後にして最大のアコースティック楽器発明」と呼ばれており、
 トリニダード・トバゴ政府により、「国民楽器」として1992年に正式に認められた

小説としては日常的な生活であり、それぞれの葛藤が描かれているのだけれど
ファンタジー要素もあるものでした。





「絶対!うまくなるバイオリン100のコツ」  篠崎史紀

上手くなる近道はないものか?
なにかヒントになることがあるかな?

と読んだのですが、残念ながらなかったです。
 一貫して「基礎が大事」 とにかく音階練習。
 基礎練習の部分だけはどんな逃げ口もありません。
と きっぱり正論。

ビブラートのいちばん初歩的な練習方法は?
  2種類の方法のうち、まずひとつのビブラートを習得しよう!

本当にうまくなる音階練習方法
  すべての調の音階を、単音、3度、6度、オクターブで練習する

と、ほぼこんな感じ。

速いパッセージを弾くにはどんな練習をしたらよい?
 テンポを落としてさらう以外に特別な方法はありません。
と書いておきながら最後に
 演奏家がテクニックと称して行っている別の方法はあります。
 しかしそれは教えません。
 なぜなら、手品師は種を明かしてはならないからです。

って、もうワタクシ、ふてくされました  (`o´)







「牡蠣とトランク」   畠山重篤    パトリック ルイ・ヴィトン(画)

50年前にフランスの牡蠣がウィルス性の病気で絶滅の危機に瀕した時に
日本から牡蠣の種苗を送って牡蠣を復活させた。
そして震災後、こんどはフランスの方々が支援をしてくれて驚く早さで牡蠣が育った。
支援者のひとりがルイ・ヴィトンの五代目パトリックさん。
ルイ・ヴィトンの始まりは木製のトランクであり、パトリックさんは森を大切に思っている。
そして畠山さんも牡蠣に必要な栄養たっぷりな海には森が欠かせないとしています。
お二人のつながり、友情に胸が熱くなりました。
是非読んで欲しい本です。

パトリックさんの水彩画が添えられています。
美しく静かな景色です。





「井上ひさし 赤塚不二夫の笑劇場」

今は亡きお二人の40年くらい前の作品。
ナンセンスコントっていうのかな、ほんとにばかばかしいです。
このお二人のコンビなら それでいいのだ  ヽ(´∀`)ノ
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1960年生まれ☆双子座☆AB型


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