7月に読んだ本

雨の降らない梅雨が明けたら、連日の曇り空、そして豪雨。
そして8月になりました。
本来の気候にならない夏、困ったちゃんです。
7月に読んだ本。



「はるかなるわがラスカル」   スターリング・ノース

「あらいぐまラスカル」の原作、読みました。
こっちの表紙の方が可愛い。         

実はアニメは観ていないので比較はできないですが、自然の描写が素敵で、
この時代の良い部分が描かれていたと思います。
1918年の5月から1年足らずのラスカルとの楽しい生活を後に回想して書かれた本です。
著者の人生の中でラスカルと共にした時間はほんの僅かでしたが、濃密なかけがえのない
楽しいひと時だったことがよくわかります。
大きくなったラスカルをやむなく自然に帰しますが、野生動物は個人では飼いきれない。
人間の勝手で動物の命を操ってはいけないとも思いました。




「僕はホルンを足で吹く」    フェリックス・クリーザー / セリーヌ・ラウアー

先月の演奏会で買った本。
生まれつき両腕がなかったが4歳の時にホルンがやりたい!と思って習い始める。
初めから えっ、4歳でホルンを?  腕がないのにホルンを? と私の疑問は解決せず。
実際に演奏を聴いたので、ハンディをものともせずにちょっと有りえないような体勢で
演奏する姿にびっくりしましたが、本からは感動は得られませんでした。
腕がないことを言って欲しくない!!という強い意志は伝わってくるのですが
残念な一冊となってしまいました。
プロであるにはファンやスタッフに感謝の気持ちを持つことも大切だと思うのですが
サービス精神も必要なんじゃないかな。





「錆びた太陽」    恩田陸   

原発をテーマにした話ですが、あまりに作り話すぎてついていくのが大変でした。
コミカル部分がやり過ぎな感じ。






「追われゆく抗夫たち」     上野英信

鎌田慧さんが解説で書かれている。
「ここに書かれているのは明治や大正期の労働者とその家族の現実ではない。
 日本の高度成長期がはじまる、その数年前のことでしかない」
本当にそこにびっくりしました。
初版が1960年、私が生まれた年であること。
そんな時代だったの!?  
炭坑で働く人々とその家族たちが奴隷のような生活を強いられていた事実。
是非読んで知っておくべきことだと思いました。





「ゼロ・アワー」      中山可穂   

両親、弟を殺され、ひとり残されたヒロミ。
復讐のために殺し屋となって仇をとるお話です。
ピアソラの音楽、タンゴ、シェークスピア、それらが重なって
残酷なシーンも舞台を観ている感覚で読めました。
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1960年生まれ☆双子座☆AB型


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